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ワンコ後藤

Author:ワンコ後藤
ワンコ後藤と申します。
町の変なモノを愛し、たいがい徒歩で移動します。
共立の社員であり、ホテルとその近隣を紹介します。

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なにもしないを、しにいきました。(南紀白浜) その8
「恐るべし、気圧の気合!」
 何しろ、滅多に降らない東京で雪が降るくらいだから太平洋側の気圧が常とは違う状態だったらしい。
 「岬の端っこだから、風が強いんだなぁ」と、まだまだノンキなゴトー。風呂の写真は、きっといないと思ったが、やっぱり似たような人がいたので浴室の写真等はない。すごいなぁ、朝から風呂入って…。ゴトーなんかすごく気合を入れて入りに来ているのに。
廊下には、混浴に入るためのタオルとか、はいり方とかのイラストがカラスの夫婦で描かれている。熊野から来るなら近くていいね。(熊野大社の「お使い」がカラスと言う事は、当然常識だよね?)
なんだかどこかで見た? それでも、洗面所はこんな感じだし、



うーむ、危ない危ない…脱衣所はこんな感じだ。ここで、他の人の存在に気がついて、カメラは封印。

いつもの通り、レトロ感のある仕上がりになっている。
それにつけても、朝早くからフツーに風呂にこられる人ってすごいね。こんな事をしている割には早起きは出来ないし、温泉にも格別な執着を持っていないゴトーの方が変なんだろうけど…。
お湯自体は入りやすい透明スル〜リ系。ナトリウム塩化物と言うくらいだから、舐めたらしょっぱいかもしれない。舐めませんけどね〜。
で、満を持して露天風呂に行きましたよ。戸を開けた途端、「うわっ!さむーーーーーーーっ」
濡れた体で、激しい海風に吹かれりゃ,寒くないはずがない。近いツボのような湯船の飛び込むが、ぬるい…。しかも、垣根で月が旨く見えない。意を決して、大きい方の露天風呂に入った。確かに前が海に開けているので、月は大変よく見えるのだが、もっと寒いーーーーーーーーーっ!湯が、…湯がぬるいっ。冷静に考えてみれば、平皿のスープの前に大型扇風機を置いてるようなものなので、普通の温度設定ではたぶんダメなのだろう。だからして、内風呂に戻るまでのほんの数十秒は、激烈な寒さだった。頭の中には「気化熱」と言う言葉がチカチカと点滅していた。水分が気化する際に熱を奪うという、アレだ。熱があるとき、濡れタオルとかで冷すのはそれの応用だと言えば分かるかなぁ?
 冷えた分、しっかり内湯で温まる。曇る窓に張り付いて、ぼやけた月を眺めつつ、「海風をなめちゃイカン」と心に深く刻み込んだ。それはもう、トラウマになるくらい…。
 お湯のほうは、部屋に戻る時にカウンターでスタッフに「そりゃーもーカクカクシカジカ」と話したので、その後はお湯の温度があげられたんじゃなかろうか。それからは確かめないから分からないけれど。だって、滞在中は昼夜共に激しい風で、植えたばかりの若くて細い木が子猫の前で左右にしならせているネコじゃらしの様に大きく揺れていて、突端の露天風呂は、どんだけ寒いことだろう。そう考えて、暖かい室内から静かに眺めて暮らしていたからだ。
 一番充実した休息所かも凄く寒かった反動で、ふやけるほど湯に浸かり、出る頃にはすっかりアツアツな体になっていた。大浴場の前には、かのような休憩コーナーがある。左の紺のノレンが男湯。中央奥の戸から貸切風呂と露天混浴(専用タオル着を着る)へ、右下の赤いノレンが女湯。
1人1回1本にしてね写っていない反対側に、湯上りのお楽しみとして、ソーダアイスがあったので、1本頂く。こういう「しゃっこい(下町系江戸弁で冷たいの事)」のは、嬉しい限りだ。ゆっくり座って、「ん〜ん〜♪」と鼻歌交じり寛ぐ。ジュースとかがご希望の人は、廊下に自販機コーナーがあるのでそちらに。大浴場の廊下にはランドリーコーナーもあるので、「風呂の行き返りに寄る」という作戦も有効だろう。
 で、帰りもやっぱり渡り廊下でビョウビョウと風に吹かれて、愉快なヘアスタイルになりつつ、部屋へ戻った。



旅日記 | 16:13:09 | Trackback(1) | Comments(0)
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