投稿日:2007-01-30 Tue
「ステキ建物の隠れた宝庫」上野のお山は、ゴトーにとって「ステキ建物」の宝庫である。「ステキ建物」とは、明治、大正、昭和のモダンだったり渋かったり、あるいは周りとの調和しているんだかしていないんだか微妙な建物たちのことで、ゴトーの好奇心のツボを「きゅっ」と押してしまう物だ。
「微妙な調和部門」で、有名なところでは国立東京博物館所有、因州池田氏の黒門とその向こうに見えるのは表慶館という、バリバリの明治の西洋建築である。どちらもさりげなく重要文化財だったりするので、無料で目の保養でもある。この黒門、大名屋敷から東宮〈皇太子邸〉の門、高松宮家の門と、名門邸宅を流転人生だっただけあって、凄い立派だよう。
その角っこには、有名謎物件「博物館動物園駅」である。もっとも、ゴトーはココを利用した事が無い。とはいえ、戦前のお洒落感がほのかに漂いつつも、屋根の草もちょっと気になる一品である。
この一角は、古い建物がちょっとお化粧直しをして、ワシワシ建っている。一見新しい国際子供図書館も、その前身は「帝国図書館」で明治の生まれだ。そして、やっぱり芸大は特に面白い。近代的な建物にはさまれたお寺の門、その中庭に寛ぐ謎の人…。いや、人じゃなくてブロンズ像かなんからしいのだが、何でこんな所にあるんだろう?とゴトーのアンテナに引っかかる。全体的に「芸術的な」建物群の中にあるだけに、余計に「変テコ」なオーラを感じるのだ。微妙だ…。
まあ、門は移築してきたのだろうが、芸大は新しい建て物ばかりではない。芸大の門は、狭き門だそうだ。現実も、確かに狭いと言うか、小さい潜戸(くぐりど)が現役で活躍している。いい感じに磨り減って、取っ手もピカピカなのが、なんだか嬉しい。開かないんだけど、ちょっと握ってみたりしてね(笑)
ほかにも木々に隠されていたり、なんだか工事中だが、その奥にはレンガの「ステキ建物」が存在している。こういうのって中に入れて見せてもらえない物なのだろうか?「みーたーいー!」という熱い視線を飛ばしつつ、さらにゴトーは桜木の町を歩き続ける。△ PAGE UP

