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ワンコ後藤

Author:ワンコ後藤
ワンコ後藤と申します。
町の変なモノを愛し、たいがい徒歩で移動します。
共立の社員であり、ホテルとその近隣を紹介します。

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気晴らしは、どこか遠く (函館) そうは問屋がおろさない編
「何で?と聞かれてもわからない」
話は、プレイバックする。
 暗くなってから、家を出る。 荷物は最小限でマメも連れず、誰にも言わずに出てきたのだ。
…なんていうと、家出か夜逃げのようだが別に多額の借金があるわけではない。むしろ、今回も自腹旅だ。何で?と聞かれても、自分でもわからない。文字通り、「気晴らしに、どこか遠くに行きたい」からだ。ただ行き先がうち関係なのが、このブログに書くという「大人の事情」なために避けられない。 それ以外は、本当に何も考えずに「JRびゅう」に万札握って飛び込んだ。 電車で函館まで行って帰る、二泊三日で3万4千円。高いのか安いのかわからないが、「びゅう上野店」には、ドーミーイン函館五稜郭のパンフが無く、しきりに謝られるが会社に行けば束であるし…っていいのか?うちの営業…。
 かくして「ハチクロ」の竹本君の父さんの憧れ(マニアックだなぁ)、「北斗号」に乗っただよ。B寝台だけど周り近所には誰もいないし、静かな夜だ。バスと違って横になれるから良く眠れるだろう。到着が早いのが難だか、その分朝から動けるしなぁ。
 と、思ったとたんに大宮から学生の団体!19〜20歳くらいで先生含めて20人くらい。周りを彼らに取り囲まれる。お向かいにも、もちろん居る。どういう団体なのか分からんが、コレくらいの年頃は、まだまだお子ちゃまだ。旅行に行くだけで無駄にテンションが上がるし、先生に「他にもお客様が居るんだぞ」と叱らても止まらない。刀と人品は、時代が下るほど品下がるそうだから、あきらめて早々に引き籠る。
 もともとゴトーは、引き籠り体質で、家でじっとしている事ほうが「常態」なのだ。三連休で近所のスーパー(徒歩3分)に一回行ったきりなんていう事も、珍しくない。本の雑誌は、旅に良いぞよ丁度今読んでいるエッセイのような人生である。 「ときどき意味もなくずんずん歩く」というのだが、やさぐれていたゴトーの気持ちを和らげる、とんでもなく面白本だったので段々心安らかになり、さしもの学生たちも静かになる時間帯までずーっと読み続けて、そのまま服のまま寝てしまった。
 ところで、ゴトーは夜中の地震で目が覚めるタイプである。
 ガッシャン! ギー、ガガガガッ! ガッタン!ガクガクガクッ 
この電車の何がどうしたのかアナウンスがないのでわからないが、 その度ごとに「びくくんっ」と跳ね上がらんばかりになって目が覚める。おかげで眠りが浅く、世にも妙なストーリーの短編集のような夢を見続けて、比較的長い夢の末目が覚めると、電車が止まっているじゃないか…。


旅日記 | 18:11:59 | Trackback(0) | Comments(0)