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ワンコ後藤

Author:ワンコ後藤
ワンコ後藤と申します。
町の変なモノを愛し、たいがい徒歩で移動します。
共立の社員であり、ホテルとその近隣を紹介します。

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それは、京都だから!(京都・秀峰閣)その13
「そして、流れるままに…」
 京都のお寺は、写真を使うことに色々とあるという話を聴いているので、使っていいのかどうかわからないので、とりあえず使わない方向で。
こっちサイドの方が土産物屋があって、開けている感あり。でもコレくらいなら良かろう。バスを降りて、高山寺のウサギやカエルのイラスト付き矢印のある道を見上げてみた。…裏の入り口で、今来た道を少し戻ると、ちゃんとした門がある。階段もソッチの方が広い。でも、ワシワシとこの道を上がる。だって、「石水院」に近道なんだよ。
高山寺は元は古いんだけど、途中一回寂れて、鎌倉時代に盛り返して、室町のおしまい頃に焼けちゃったという、やっぱりすごくもったいない経歴。燃えたにもかかわらず国宝が7点もあるので、焼けなかったらもっと凄い事に…。で、焼け残った「石水院」は、後鳥羽上皇からのプレゼントにして、国宝♪簡素にして、いい素材で丁寧に作られた名建築だが、わからない人には「せまっ」と感じるかもな〜。
板の間の善財童子像がひっそりと立っている。
この先ますます「ウエット」に!三方が開いた誰もいない部屋に座って、目の前の山を眺める。すごい贅沢な時間を短時間だが楽しむ。惜しむらくは、すっごい車の音が…。静かだから、余計に轟音が耳に付くんだろ行けど。
お土産に子犬像のレプリカを買う。明恵さんという、このお寺を建て直してこの庵をプレゼントされたお坊さんが、可愛がっていたのだそうだ。明恵さんも色々逸話が多い人だ。少なくとも、動物好き(笑)どれだけ可愛がっていたかというと、仏像や人物像でもないのに目が「玉眼(目部分にガラスや水晶を入れる手法)」だ。鎌倉時代に流行ったので、「運慶が作ったらしい」といわれている。昔の坊様は、「ペットを飼う」ということはNGだったからね。
 語りだすと長くなるので、高山寺をおいとまする。そうそう、ここにあるウサギちゃんやカエルちゃんの絵巻物は、レプリカ。本物は東京と京都の博物館にレンタル中だ。でも、1〜4巻の断片が揃って見られて、解説つきだからもったいなくないよ、「石水院」の入館料。
 お次は神護寺だが、車がビュンビュン走る道から川沿いの散策にいい道に下る。途中茶店もあるけれど…下ったら、上るのが世の習い。そしてお寺は石段のかなただ。その上天気がだんだん悪くなり、湿度が急上昇。


 神護寺自体はとても立派で、再建物かも知れないが、建物もいっぱいあるので楽しみだ〜…と思ったら、途中から途中から雨。それもかなり大粒。「せ、、せめて本堂まで」と、にじり寄ったが、その先に行く事は断念。ちょと小降りになってきたかと思ったところで、思い切って、山門を目指す。スコールだね「うひーっ!」山門に行き着くまでに、弱々しい折り畳み傘なんて、あまり役に立たないくらい降られた。那須とか伊豆山でも降られたけれど、ここまで降られるとはね〜。
 山門に逃げ込み、雨宿り。
そりゃもう、人生の悩みは尽きない! 白い紗がかかったような山を眺めながら、物思いにふけってみたり、風で吹き込む細かい飛沫に湿った腕をギューっと絞りながら、人生ってなんだろうって考える事、一時間。いつもの旅ならえらいタイムロスだが、何でも許せる。たぶん…それは京都だから! 
本当に小雨になってから今来た石段を、そろ−りと降りる。濡れた石段は滑るからね。で、下ったら上るのが、やはり運命。バス道路は、川を挟んで上の方にあるんだよ。それにつけても、その後の強烈な日差しに見る見る乾いたのには、ちょっと驚いたけどね。
  
 2泊3日の旅だったが、ブログにすると三ヶ月ちょとの長い旅だねぇ。帰りは新幹線で、行きの狭く寝苦しい一夜がウソのようだ。
次は、いるどこに行くのかわからないけれど、それはもう流れるままにどこへでも行くけどね〜。



旅日記 | 15:11:51 | Trackback(0) | Comments(2)