投稿日:2007-07-31 Tue
「志賀直哉の、名前くらいは知っていよう」
ホテルや寮の仕事をしていて気が付いたのだが、「ボクらはビックリするほど地理に弱い」という事。地名が読めない。場所がわからない。どんなところなのか知らない。そのダメっぷりは、クイズ番組のお笑い担当タレント並みだよ〜。昨年(2006年)、新しく仲間になりますと紹介されたホテルの名前を見て、多くの人がつぶやいた。「…じょうがさき?」それは伊東にある地名だね。「そりゃ、「城崎(きのさき)と読むんだよ〜。志賀直哉の本にそういうのあるし」「…志賀直哉?」ええー、国語の教科書に名前が載っていなかったかい?昭和まで生きていたから、割と最近の人だよ。
「じゃあ、どの辺?」「本は読んでいないからなぁ。ん〜、京都の上の方?」「惜しいけど、兵庫県だ」「…あー、そっかあ」関東方面の人は、京都や兵庫の北の方にも海があることを失念しやすい。(または、知らないかのどっちか)じゃあ、関西の人が読めるかというと、けっこう問い合わせで「しろさき」という人がいる。でも、気にしてはいけない。東京の山手線の駅なのに「ひぼり」とか「ひぐれさと」と読まれてしまう「日暮里(にっぽり)」のほうが、きっとダメージが大きいはずだ。よく知らんけど…。
さらに、驚きの発言をゴトーは身近な人から聞いてしまった。「城ケ崎は、神奈川だよね」残念だが、静岡県だ。かくして「ボクらの地理知識」は、吉本のお笑いクラスということが実証されてしまった。
確かに朝から東京駅を出発したら、移動でずいぶん時間を取ってしまう。だったら、大阪や京都を朝出発したらいいんじゃないか?逆転の発想である。名づけて「なんちゃって志賀直哉作戦」である。さて、どういう手立てをゴトーはとったでしょう?
「暗夜行路」、暗い夜の路を行けば良いのである。ああ、そうとも!ゴトーはけっこう長距離バスが嫌いじゃないとも。JRの割引キップ利用(ドリーム&ひかり)の関係で、東京駅八重洲口前から京都駅烏丸口へ。バスは流石に三列シートだし、足置きはあるし、スリッパや毛布もセットされている。
楽々移動と思いきや、後ろに座ったのが外国の人で大きな体を「くの字」にして、血色の良いインカのミイラのような有様でシートにいっぱいいっぱいだったので、気の毒すぎてシートをリクライニングに出来なかったよ。(ホロリ)その上、照明は少しづつ暗くなるのだが、なんだかハムスターかスナネズミのように「ポリポリポリ」とお菓子を食べている人の音が耳について、気にしているうちになんだか寝そびれた。そんな時に限って眠りも浅く、CMのような短い夢を小刻みに見ては目が覚めて、その朝、むくんだ顔でみどりの窓口に行って、こういった。「城崎まで」
投稿日:2007-07-09 Mon
「弾丸野郎だもの」
さて、やっぱりシメは貸切露天風呂か。ここには鍵をフロントに借りてから行くのだ。多分、貸切露天風呂の中で、フロントから離れて、庭を横切る。後で聞いた話だが、白い木のつっかえ棒がしてある木が「深山桜」だそうだ。一応花がなくても桜とわかる数少ない木が桜だが、花がなくちゃ何桜かまではわからない。
ここの露天風呂は本館から離れているせいか何なのか、鍵式である。クラシカルな鍵を、ガチョンと開ける。
隠れ家の更に奥には、ノリとしては山の秘湯のように、岩で囲まれた温泉がある。洗い場はないので、身体は洗ってから来るのが「正しいお作法」である。
岩には何んか付いているし、お湯にもなんか含まれているっぽいのは、例の「その他の成分」であって、怪しい物ではないそうだ。まあ、露天風呂だから葉っぱなんかは「ぴゃっ」とすくって外に出して欲しい。スタッフもお客さんがいない時は、おサルとかが入っていないか見回りつつ、葉っぱは「ぴゃっ」と出しているそうだが、これだけ周りに木があればねぇ…。あ!果たしてサルが入りに来ているかどうかは「ゴトーの妄想」なので、「サルはどうした」とかスタッフの人に聞かないように。でも、見回りウンヌンは本当だから!実は、この外観を撮るにあたって、外で、中腰でじりじりと後ずさりをしていたゴトーは、つまずいて転んだ。
「のわっ!」半回転して思い切りついた、てのひらがヒリヒリする。ぱふぱふと体をはたいて、撮影を続行したのだが、さて帰ろうと思ったら、足拭きマットに枯れ葉が…。「イカン!どっかにまだ付いていたか!!」マットの落ち葉を慌てて払い捨てて、床をチェックし、「よっし、これでOK」と鼻息も荒く荷物をまとめてタッタカターと逃げ戻った。逃げ戻ってから気が付いた、「わしゃ、鍵をもっとらんがな…」。
オーノー!…ホテルの人に迷惑をなるだけ掛けないようにはしているつもりだが、結局の所、何をやっても迷惑を掛ける。鍵は、大番頭さんが裏に回って、「脱衣カゴにあったよ」と回収してくだすったとさ。すんません〜。
深山桜庵は、フロントを中に左右に部屋へ行く廊下が伸びているのだが、今まで行ったほうじゃない側の廊下の途中に、パソコンがひっそりと置かれていた。ネットワークで世界中とつながっていたいアナタは、どうぞご自由にお使いくだされ。だいたい施設を見たので、大番頭さんのところに戻って、なんやかんやの話をしいの、
「そういえば、廊下の天井のアレは。なに?」「さあ。大工さんの趣味?」「ふーん。ヒノキオイルでも塗って、『アロマの小路』にするのかと思った」といったら、笑われてしまった。用途不明の木のブロックの、今後の変身があるかどうかは、誰にもわからない…。「じゃ、そういうことで、失礼しますワン」「あれ?泊まっていかないの?」「うん。見るだけ〜」「経費削減?」「さー、どうでしょう?」
滞在時間4時間ばかりの平湯滞在であった。で、また4時間半かけて東京に帰る。…弾丸ツアー野郎なんだよ。
そうそう、「旅サラダ」の撮影があったので、玄関先で「ピンクの電話のミヤちゃん」がいたよ。思った以上に小さい人なのにビックリ。外に行くミヤちゃんに手渡されたサンダルのカカトがすんごく高いのに、またビックリ。そんなカカトでよく転げないものだ。芸能人はすごいねぇ。
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投稿日:2007-07-04 Wed
「食事シーンはないけれど」
食事の時間ではないが、レストランに行ってみた。エレベーターはあるけど、ココはやはり階段で。上りきると、ワイン?の冷蔵庫?があって、ちょっと今までにない感じ。
山小屋っぽいというか、天井高いぞというか、窓が眩しいというか…。この時間帯にレストランに入る事ってないから、ガランとしているのが目新しい。基本的には、イス席みたいだ。
あ、掘り炬燵っぽい席もあるが、ココは横並びになればある程度の人数のグループも大丈夫そうだ。ちょっと、飲み屋さんポイ感じがなくもないけど。
最近ウチで流行のカウンター席が、窓に向かってキューっと伸びている。ここは朝はいいかもしれないが、夜はたぶんライトアップされるだろうけど、自分に顔が映りそうだ。
でも、日のあるうちなら、見事な借景っぷりだ。…借景というのは、文字通り「景色を借りる」ことで、京都でのお庭とかでも遠くの山を庭の一部に見立てたり、窓から見えるモノをそのまんま窓を絵に見立てたのしむというわけだね。同じ緑のカタマリの様に見えて、それぞれに違うのである。とりあえず遠くを眺めて、目は良くなりそうだ。
もう一ヶ所、畳に上がる所があって、襖で仕切れるように見えても、個室にはならない。反対側が、ほらね?
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