投稿日:2007-03-19 Mon
「神様の事情、聖人の知名度」前回の答えは、「大国主命、少名彦命、平将門」〜!
元の社はお稲荷さんだったらしいが、お引越しをして江戸の守り神になった時点で、そうなったらしい。この辺の事情も長くて深いのだが、その辺の事をすっぱり切って話すと平将門さんといったらゴトー的には日本三大怨霊で、関東地区代表である。その有り余るパワーで江戸城の鬼門方向をがっちりガードしてもらおう、つきましては特別扱いしちゃうぞってわけだ。でも、他2怨霊様に比べて身分がやや低いので第一位は大国主様にしよう、二番目が将門さんね、としたのだが…、明治維新で一度神社から追い出されて(天皇に反乱を起こしたから)、その後釜に少名彦命様を入れて〈割と大国主様とペアを組ませやすい)、戦後にやっと戻してもらったので第三位になったそうだ。
日本人くらいだそうだな、特に身分とかに関係なく、良い事をしても悪い事しても神様にして拝んじゃうのって。「仇敵は死んでも許さぬ」というお国柄の人には、理解が出来ないどころか許しがたく気持ち悪いらしい。そこが何でもミックスして、プラスに持ってちゃう日本人体質なんだもん。
境内に大きな大黒様があるが、大黒様はインドの神様の破壊神シヴァ様で、直訳すると「大いなる暗闇の神」で「大黒天」なわけだが、「大黒=ダイコク=大国←おおくに」というダジャレっぽい繋がりで、右手に持つのは打ち出の小槌でなくて本来は破壊の武器だってさー(笑)そのれでガツッと悪いモノを打ち払ってもらうためだろうか、茅の輪があって、みんなが厄払いでグルグル回ってた。
さて、門も賑々しく飾ってあって、カメラを構える人が多い。四方に四神〈青龍とか朱雀だね)のほか、内側には大国主様の二大逸話のレリーフがあるのだが、因幡の白兎と根の国のネズミだ。
…大国主様が何やったかも結構知られていなくて、人と話すとゴトーはしょんぼりだったがね。大国主様は、有名な奥さんが二人いるのだが、どちらも求婚をした時の話なんだよ。神田明神から道路を挟んで、樹がもっさり茂っているのが「湯島聖堂」だ。それがなんだか知らない人は、昔から多かったそうだ。昌平校という徳川幕府の学校があって、その中にあるので一般人はあまり関係ないのかも。ちなみに昌平校を出たからって偉くなれるわけじゃないんだって。教養学校っぽい感じ?
これも明治に敷地ない引越しをして、その多くの敷地は東大とか筑波大とか御茶ノ水女子大の「元」になって、今は医科歯科大だから学問の土地柄である。正面から入って「神農廟」というあまり知られていないのも紹介しようと思ったら、工事閉鎖だった。うむ〜。
あ、湯島聖堂は、「孔子廟」なんだよ。知っているとは思うけど(笑)。
孔子様は、大昔の中国の人で、その人が言った事をまとめた本が「論語」だということを知っておくと、恥ずかしくないくらいの知識だと思う。でも例によって、日本人は都合の良いところを切り取って使っていたから、じゃあこの人がなんだと言うのはあまり知られていない。あまつあさえ、階段の所でなんかの黒い着ぐるみ(特撮系)の撮影がされちゃうくらいだから、「聖人人生」もやや寂しいものかもしれない…。△ PAGE UP

