投稿日:2006-11-28 Tue
「冒険者は往く」
さらに遊歩道は、続く続く。といっても、途中からは下り道気味になる。湖尻の乗船場の脇に出るからだ。ゴトーとしてはいい塩梅なのだが、反対側からサイクリングさんが、ダラダラ坂をエンヤエンヤと上がってくる。しかも、前の小さなカゴに書いてあったので気が付くのが遅れてぱっと見だったが、バスや電車の様に行き先が書いてあった。「大洗行?」「大」と「行」は確かだが、大洗は余りに遠いいか。でも「大森」でも「大磯」でも、すでに3時近いのだから、今日中には着かないのでは?そして、この人はどこから来たのだろう?…ホンマ者の冒険者だ…。途中は宿に泊まるにしても、「箱根の山は天下の険」っていうじゃない?この先も石と草との市松模様のガタガタ道を走っていくのだろうか、それとも車道に出るのだろうか。その先も芦ノ湖が低い位置だから、急な坂を上がる体力勝負であることは確かだ。事故に気をつけて、頑張ってほしいものだ。
そのままゴトーは桃源台にまで行く。ロープウェイと思うでしょうが、見よ!このスッキリとした有様を!まるで狭いスキーコースのようだ。実は施設の改修で来年の6月には復活するとのことだ。そういえば早雲山側のに比べて、金太郎柄だったりして牧歌的な車体(?)だった。桃源台から自然観察道が大涌谷まで通っているが、登り道である。金時山より道は整っているので、足慣らしにどうぞ。ゴトーは大涌谷から下ったから知っているが、1時間ではラチがあかないので、今回は行かないよん。歩かない!と言う人にも代行のバスが出ているのでOKだよ。でも、行かないけどね。
バスに乗って仙石原で車窓からススキ見物である。「なんとまあ、旅日和だのう」座席でふくふくと丸くなって幸せな気持ちで、一路箱根湯本へ。しかしながら、人生において『禍福はあざなえる縄の如し』である。幸せを持ち越しておウチには帰れなかった。
まず、帰りのキップを買おうと駅に行くと『事故でロマンスカーは、今日は走りまて〜ん。新宿まで行く電車もありまて〜ん。ごめんなた〜い』とは、流石に書いてはいなかったが頭が真っ白になる内容だったことは確かである。「なんですと〜?」でもまあ、小田原まではいくそうなので、可愛らしいスピードで走る各駅電車に乗り込んだ。車内には困惑と怒りで眉間にしわの寄っている人々が…。ふと見ると、箱根土産の袋を下げている人たちが多い。今回はおろおろして、土産を買っていない。心の余裕が無かったのだ。
JRのホームに降り立つと、捨てる神あれば拾う神ありか!?「おお、湘南新宿ラインではないか」ホームに入ってくる緑とオレンジのラインの電車は、ゴトーが帰るのにとても都合がいい電車だった。グリーン車両を避けてウロウロ歩いていると『この電車は、本日に限り回送電車となり、ご乗車できません』と言う放送が。何で、本日に限るかなー。「何でやねん」やはり走り寄った関西の娘さんの言葉に、周りの人たちの気持ちは同じだった事だろう…。どうも、JRの方も何か事故があったようだ。よくない予感に、缶コーヒーを飲んでいると、反対側のホームに特急踊り子号が入ってきた。もう、選り好みをしていたらどうなるかと思い、今度は自由席の表示を求めて小走りになった。同様の人々もそれぞれに空席を見つけてほっと一安心である。そこに先ほどの関西の娘さんがケータイで話しをしている。車内での通話は感心しないが、その会話に笑いと目まいで、ゴトーは震えた。娘さんは新宿に行きたかったらしい。「今?踊り子号…あたしが踊らされているわ、も〜。…うんうん、コレどこ行くか知っている?」土地鑑が無いのに、なんてまー無謀なチャレンジャーっぷりだ。地図も無く歩き回るRPGの冒険者のようだ!娘さんは、協議の結果品川で降りて山手線でぐるりと行くことにしたようだ。
さらにオチが付いている。東京駅で山手線の事故のアナウンスが!娘さんは無事に新宿に着けたのだろうか。「東京から中央線に乗るのじゃよ」と言ってあげればよかったかなぁ…。ほかにも埼京線だか、高崎線だかでも事故らしく、「不本意な冒険者」達が路線図を睨んでいた。そんなみんなもガンバレ!そして、ひと段落したら温泉でゆっくりしてくだされ。

ゴトーも事故のしわ寄せで満員ギューギューの電車でペッタンコになりつつ、帰途に付いた。ああ、湯にでも浸かって「ふっくら」したいものだ…。
*犬からの挑戦状*
今回、ゴトーが飲食に使った金額はいくらでしょう?ピンクの文字のが該当です。ピタリ賞なら、そうだねぇ…過去にゴトーがチャレンジした作品でよければ何か差し上げましょうか?
投稿日:2006-11-24 Fri
「楽して高い所へ行こう」
箱根園は、水族館やお土産屋さんや、バーチャルシアターとかあるので、お子さま連れや遠足の小学生らしきチビッコたちにメチャ遭遇!今まで渋い所を歩き、すれ違って挨拶するのも平均年齢50歳代くらい。外国の人は白人系が多くて、ヒゲもさもさだと年齢が分からない。そして、ロープウェイは圧倒的におじさま&おばさまが占めて、チビッコには人気は無いのだろうか?と思ったら、上で遠足さん達らしき一団に遭遇したが、どう頑張っても平均年齢は下がりそうも無い。
昨日の山(金時山)は苦行だったが、今日は「樂々〜♪」である。風が強くて、外に出ると耳がはためき、風が草を撫でていくのが見える。芦ノ湖側では、湖に雲の影が落ちて、日の当たる所は銀の粉を散らしたような波がチラチラと光って見える。やはり、晴れた日には高い所に来るに限るのう。
駒ケ岳と言うのは、もともと「神山」を拝むための山だ。ものすごーく大きく考えると、「神山」がご神体で、駒ケ岳の元宮が拝所、箱根神社が拝殿前の大きくて立派な建物だね。それをキュッとコンパクトにしたのが、平らな所に立っている神社なわけ。誰もが来やすい所にわざわざ立てたのだから、基本的にそのお社は年中無休・24時間営業の「神様への窓口」だ。時間的制約は、人間様の都合によるもの。特に本当に重要なお願いをかなえて欲しい場合、誰にも知られてはいけない=夜にこっそり、なわけ。こんな山の中に夜中にこっそりこれないから、下に里宮とか別宮があるわけだが、「夜中にこっそり」でピーンと来た人は「そう、その通り」と言っておこう。 マ「なんだそりゃ」草木も眠る丑三つ時なら、人に滅多に会わないから、その時間に行くんだよ〜って、お話。別に「その件」のみに関わらず、お百度参りも同じだそうだよ。どちらもやったことは無い。神様は遠くにありて想うもの、がゴトーの基本である。
とはいえ、もともとの拝所がわからなくなる事はあるものだ。その場合。「遺跡」として発掘されたりするわけだが、駒ケ岳はまだ大丈夫だろう。でも、芦之湯方面につながるケーブルカーは廃線になっている。振り向くと乗り場が、まるで砦のように何も無い中に建っていた。ちなみにアレだけ「ウンウン」言って登って断念した金時山より、駒ケ岳の方が高いのだ。頑張れ、ロープウェイ!
さて、元宮は小さいがこっちが「元」だから、何となくご利益もありそうだ。お賽銭を入れて拝むが、怪しいステップは踏まない(笑)。雨風に耐える姿は、結構ツライらしくて痛ましいが、10月25日の古式ゆかしいお祭りがある限り、まあ大丈夫だろう。もともとはここも大きかったらしく、大きな岩の近くに昔の石の扁額が小さな祠に奉られている。鳥居の上に石の額が乗っていたのだから、今のものとも違う石の鳥居でもあったのだろう。お金持ちのパトロンからのプレゼント(喜捨とか奉納ともいう)が無くなると、無くなった物を回復するのは大変だ。
この社の下にある大きな石は、駒ヶ岳の名前の由来だ。この岩に馬の姿があるとか、この岩に神馬が降りたとか、馬がらみの伝説があるのだな。この岩に降りたので、ヒヅメの跡が残っていると言うそうだ。どこにあるか、よく見て探してみよう。
マ「お、富士山だ」ここは高いから、天気がいいとビューポイントなのだ。風が強いから、雲がかかってもちょっと待つと結構見えるのだが、先方の都合もあって今回は頭の所だけだ。肉眼ではかなりはっきり見えるのだが、どう?これから空気が澄んでくるともっとくっきりとした富士山が見えることだろう。…多分寒いと思うけど。
下におりたら、パンダちゃん発見。ずいぶん昔からこの手の乗り物は見たことあるが、いつからあるものだろうか?同じ白黒パターン繋がりで乗ってみたが、凄い大きさの違いだ。大物とツーショット・シリーズ2だね。(シリーズ1は、修善寺・虹の里のクマさん)投稿日:2006-11-21 Tue
「とりあえず、公約を守った!」
登りきって本殿に行くと、絵馬が掛かっている。今年の干支が犬だから、大絵馬も白い犬で、なかなか好ましい顔である。でも、もうじきお役ご免だねぇ。犬だから白くてもよかったけど、来年のイノシシはどうなるんだろう。白いと何だか別物になりそうな気がするのだが…。モチロンこの本殿も再建に再建を重ねている。と、言うか神社は本来同じものを定期的に建て替えるものだったそうな。伊勢神宮は、20年に一度「遷宮」と言ってA地から隣接するB地に、まったく同じ建物を建てて、神様も引越しをなさるのだ。それが今も可能な神社は、諸事情から多分稀だと思うけどね。
じゃあ、昔々の1250年前の物って何も無いかというと、その時代のものだろうと思われる礎石が本殿向かって左の道を行くと、上人様の像の近くにある。マ「何だかとっても、足湯サイズ?」うん、疎石マニア(いるのか?)が見たら、小さいと感じると思う。礎石から柱の太さを推測して、建物が大きいとか何とか分かるそうだ。もっとも、端っこの方の柱とかなら、細くてもOKなのかもしれない。
つうか、ここで驚くべきは、ほとんどの人が竪穴式住居に住んでいたのに、都から離れた東国で掘っ立て柱(穴掘って柱を直入れする方法)じゃなくて、ちゃんとした建物を建てていたってことなんだと思う。国分寺を作るために、建築技術が全国に広がったって言う話の、「姿無き証人」だね。当然だが、それだけの物を作るには、超強力なパトロンがいたってことで、そんなこんなを考えるとまた面倒な話が展開してしまうのである。クワバラクワバラ(?)
そのまんま、何も考えずに下へ、左へと歩いていくと、湖畔の遊歩道に出る。次の目的地は、駒ケ岳。でも、山登りではなく、ロープウェイでの楽々登頂である。これまた冒険とはかけ離れているが、こんないい天気の日には行かずにゃおれないのじゃよ。見晴らしが、サイコーなの知っているから、とりあえず箱根園を目指して歩く、歩く。今日も出発が遅いので、ハンパな時間でお昼になる事は読んでいた。
元箱根でなら、お店があることは知っている。また、箱根園も食べ物屋さんがあることが分かっている。その中間のここで、どうするとお思いでしょうが、無いわけじゃないのだ。
「よっしゃ、根性のあるところ見せたろう!」と、入った店は山○ホテル系列のこじゃれた店で、何故か「でぶや」というTV番組にこの前出ていた。店内からは芦ノ湖が見えて、店内の様子も可愛らしくほとんどが女性客で、彼女を連れてくれば彼氏の株があるんじゃない?って感じだ。
そこでオープンサンドとクロワッサンのランチを頼んでみた。流石は○のホテル系列なだけあって、おいしゅうございます。そしてこのお値段!人によっては5秒で食べられるでしょうが、ゴトー向きと言えばそれもまたよきかな。そして、「食事をおざなりにせずに、三食食べる」と言う公約?をここに完結させたのであった。(パチパチパチ)
まだまだ歩き続ける。ドロシーの黄色いレンガの道(オズの魔法使い)じゃないが、市松模様の道をどこまでも行こう。道上を車がビュンビュン走っているが、道端の小さな石塔を見たり、何より小鳥の声を楽しむ事は車の人には難しかろう。何の小鳥かは知らないけれど、3種類ほどはピュルピュルチーチーと鳴いている模様。のどかな午後の昼下がりである。投稿日:2006-11-16 Thu
「王道なんじゃないかと思う」前述の通り「あーだこーだ」で、出発が11時になってしまった。そこで、今日は割りと「箱根観光」では「王道に近いコース」を行くことにした。「それじゃあ、冒険じゃ無いじゃないか」と思うでしょうが、ゴトーの周りの人たちが大冒険だったりするのである。
そして、「王道コース」だから皆様も安心してゴトーの行った所に行ってくだされ。多分、行った事があるだろうけど…。
「どこへいくの?」さっきロビーにいた三浦オトーサンが来るまで通りかかって、声を掛けてくれた。でも、昨日、バス停からのタイムを計り忘れたから歩いていきますと言ってお別れ。行きと違い帰りは下りになるので、ことさらゆっくりとゴトー的には牛歩戦術?なほどに歩いてだいたい7分くらいで「強羅口」バス停まで行くが、もし「施設めぐりバス」をご利用なら、もうちょっと先のカーブの所のバス停だからして、ご注意あれ。
ここからバスに乗って、「元箱根」へ。せっかくのフリーパスなんだしね。所で何で「元箱根」か知っているかい?マ「芦ノ湖の南に新しく箱根町が開けたから」そうなんだけど、元はバスが通っていった湯坂道がメイン街道で箱根神社前に抜けられたから。江戸時代に箱根町の方に関所が出来てそっちが、東海道と言うメイン街道になったからだって。モチロン、仙石原やら通り抜けの出来そうな所は関所があったから、関所破りはそれなりに「コツ」があったらしい。破った事無いから知らないけど(笑)
バス停から湖畔沿いを歩いて、箱根神社へ。757年に萬巻上人が開いたと言う事になっている古刹である。「む?上人だと?」と思った人は、本当は分かっているだろう!と、逆に突っ込みたい。その通り!坊さんが神社に関係しているのは、昔はべったりくっ付いた関係だったからだと言うのは、前も話したよね。で、来年は1250年記念で、色々イベントをするそうだ。
ここと伊豆山神社は、毎度おなじみ源頼朝をバックアックアップしてくれたので、ものすごく信頼の厚かった所であ〜る。それ以外にも有名人の寄進やら由来の品やらがいっぱいあるので、ちょと古びて小さい宝物館だと思って、スルーすると歴史好きや、特に歌舞伎好きにはちょっともったいない。これまた伊豆では外せない曾我兄弟の物や、「おのおの方、討ち入りでござる」の大石蔵之助の書き物があるのだ。ここも来年に向けて「新宝物館」がオープンするので年明けに来てもいいかもね。可哀想なケースに入っていたコたちが、さぞや立派な事に…。
「そうだ、平和の鳥居にもちょっと行ってみよう」遊覧船から見える、湖に立つ赤い鳥居の事だ。何となく広島の厳島神社を思い出すが、コレは新しい。扁額は、元総理の吉田茂氏だったはず。この鳥居を背にして神社の方を見ると見上げるほどの真っ直ぐに伸びた階段である。階段嫌いの人には、乗用車でなら本殿のすぐ横までいける道があるが、何となく裏口から来ましたっぽい。足が丈夫なら、途中には立派な杉や、曾我神社などがあるので階段でどうぞ!曾我神社自体は新しいけど、曾我兄弟の弟・五郎がここで稚児さんをしていたので、まるっきり「なんちゃって史跡」ではない。でも、前を歩いていた人が「うはっ…」っというので、そちらを見たら、4人ばかりの人が曾我神社の社殿の前でナゾのステップを踏みつつ拍手&拝礼をしていた。それがまるで、新体操の団体競技のようにぴったりと息が合っているのが、「何かの儀式?」と思わずにはいられない。ちなみに、本殿でも横並びのシンクロぶりで、写真を撮るのもためらわれるほどだ。神社拝観人生も結構長いが、初めて見るよ…。
マ「そういえば、五郎稚児饅頭ってのが売ってたね」でも、五郎が稚児の時は「筥王」と呼ばれていたのだ。そして、五郎は元服後の呼び名である。もう一つ言えば、「義経」がチビッコの頃は「牛若丸」で、お寺に入って稚児の時の名前が「遮那王」で、元服して「九郎義経」になるわけだ。どうだ、面倒くさいだろ〜。
ちなみに、普通は稚児になると言うのは将来お寺で修行をして坊さんになるのだが、稚児は半分まだ「一般人」だ。坊さんになっても一般人に戻れなくは無いけど、すぐには髷が結えないでしょ?だから、坊主頭になる前に「遮那王」はお寺を脱走して、自分で元服して武士になってしまったわけ。五郎も、タイムリミットギリギリで脱走して、北条氏に烏帽子親(元服の後見人)になってもらって、坊さんにはならいで「仇討ち人生まっしぐら」だよ。なんで義経や五郎が稚児になったかというと、親が不幸な亡くなり方をしているので、その供養のためなのだが、「奥さん、ずばり答えましょう!!」と言うには、色々めんどくさい説明がくっついて来るので、どうしても気になる人だけ連絡を下さい。…あ〜あ、五郎の話だけで話が長くなってしまったじゃないか…。
投稿日:2006-11-14 Tue
「新しい部分を見よう」
ラウンジでボエボエしていたら山本さんより「新しい部屋を見ます?」と嬉しい申し出!それを受けて鍵を握り締めて、シングルと洋間の見物に出かける。
シングルは、本館よりずっと広いね。本館の方は本当にビジネスホテルの部屋みたいだったから。
もっとも、部屋はお風呂じゃなくてシャワーだけどね。いいの、お風呂が大きいから。
そして、ここにはマッサージチェアがあるんだよ〜。青いクマちゃんは、赤い椅子だったが、黒い椅子もあるようだ。もしかしたら色のコントラスト重視?そして、シングルでマッサージチェアがあるのは、ウチでは珍しいはず。「次、代わって〜」と言われる事無く、揉まれ放題!「もみ返しに注意」なくらいだ。
そして、洋間と言うのがいわゆるバリアフリー。フロントからも近く、エレベーターも使わずに部屋にいけるし、入ってすぐのトイレも広い。「スイッチはどこだ?」と思って、首を突っ込んでキョロキョロしたら電気がついたので、対人センサーなのかも。「う〜む…」
今でこそガシガシ歩き回っているが、足の悪いゴトーはいつの日か筋力が衰える日の事を考えてしまう。
そうなったら自社他社の行った事のあるところで「あそこにはいけない」「ここも難しいかも」と考えると、こういう部屋があると言うのは心強い事である。せいぜい寝たきりになるまで頑張りたいものだ。
別に足が悪い人だけじゃなくて、風呂場に手すりがあったほうがいい人とかも、いいですぞ。温度計もあって、お馬鹿なゴトーの様にいきなり入って「ヌルイの熱いの」言わずに心穏やかに入浴も出来るしね。ああ、体に悪くない程度に体当たりでチャレンジする分には、お止めしませんですよ(笑)「ふう、すいませんでした。清掃中なのに」そんなことで新館の自分以外の部屋を見て歩いているうちに、十時を回ったので、鍵を返して最終ポイントのレストランへ。
レストランもお客はいないが、片付け物でガタガタしているのでなるだけ邪魔にならないように、マメッチを片手にしゃしゃっと歩く。すぐに写真を撮っては、すぐ移動。ピンボケはご愛嬌って事で…。
元フロントの「早雲」。
庭よりのところは昔の名残があるが、前のドアを入ってすぐの所も客席になっているですよ。ここに座ると方向もわかるが、カウンター側に座ると自分がかつてのどの辺かにいるかがわからない。エントランスの方のコーナーである。
食事の時も「小鉢、どんだけ出てくるデスか!?」と思ったが、一堂に会しているのを見るとやっぱり凄い。大ぶりの皿は床にもゴロゴロ。新しいメニューやテーブルセッティングのために打ち合わせをするために出されているらしい。あんまり見られない「ホテルのヒトコマ」でしたー。
前からのレストラン部の「つつじ亭」も、地味に変わっている。
テーブルの方向とか、配膳の通路だった所がテーブルになっていたり、
奥にこっそりとあった個室も小さくなっている。個室の存在はあんまり知られていないかもしれないが、テーブル席だったので掘り炬燵式じゃツライ人用だったからかも。
今でも「つつじ亭」以外でも個室があるけど、定員が10名くらいなので、宴会は無理だろう。夕飯を食べた「足柄」にあるのだが、掘り炬燵席なので、定員が増やしようが無い。おじいちゃん・おばあちゃんが古希かなんかのお祝いで、子供達とその相方、そして孫達と言ったグループが記念旅行で!とかなら丁度いいかな。そういう、大きさ。今日は三上氏がいないし、山本さんも接客で長そうだったので、フロントの娘さんに「お世話様でした」と頭を下げてホテルを出発。さて、今日はどこへ行こうかな〜。
投稿日:2006-11-10 Fri
「ラウンジ今昔物語」まだ館内で行かないところは一杯あるのだが、特に広くなったレストランはご飯を食べた一部の所しか行っていないが、人の出入りがある関係上「いつならいいでしょうか」とお伺いを立てたら、「10時半くらい」との事だった。ちょっとその間、時間つぶしに外へお散歩に。
一番近いポイント!昔の入り口に行ってみた。当然閉鎖されていて、何ともいえない寂しさがあるですよ。 初めてここに来た時は、やっと歩く犬人生がわかってもらえはじめた頃で最初にここで「本当に歩いてくるんですねぇ」と言われたのも、懐かしい思い出である。
思えば、初めて「箱根のホテルはこういう風になるんだよ」と見せられたデザイン画が入り口のもので、「へー、最初からウチの子だとこんな事が出来るんだ」と思ったのも、今は昔のお話である。小冊子で来た時も10月だったが、上旬で雨が降ってって、道にはサワガニがわんさかいた。
その先の蓬莱園にも、一面のカニで大変だった。でも今日はカニはいないし、一組の散歩者にあった程度である。ひっそりとしているが、上を見ると結構紅葉の木があるので、もう少ししたら散歩者で賑わうかもしれない。やっぱり、カニで地面が赤いより、紅葉で赤くなければ情緒ってもんが無いしねぇ。そんなこんなであたりを小回りして、ホテルに戻り、ロビーをぶらぶらする。
お土産コーナーはこんな感じだ。ちなみに、小ワンコは売っていない。昨日、三上さんに「小ワンコ2号のオカーサンは、今菊屋にいるんですよ」と言う話をしたら、「いいな〜。ウチにも来ないかなぁ」との事だったが、三匹しかいないのでどうだろう。女将修行をして菊屋から派遣される事があるかもしれないが…。
ラウンジに続くところに、小さな水の流れがあってメダカが泳いでいるのだが、岩のところには小さな亀の置物が!マ「今流行の盆栽にフィギュアを乗せるみたいなものかね?」どうだろうねぇ。ちなみに、それは『マン盆栽』というらしいぞ。
コーヒーを朝食時に飲まなかったので、ラウンジの無料コーヒーを飲む。黒豆茶もあるが、朝はやっぱりコーヒーでしょう。そのままベランダに出て、一服。
テーブルには大文字草の小さな鉢があり、それもかわいらしいのだが、正面の木が多分紅葉だ。赤くなったらさぞや見事だ。一幅の絵画の様だろう。む?どこかで聞いた声がすると思ったら、ラウンジで行田の温泉、古代蓮物語の三浦オトーサンが打ち合わせをしていた。「なにしているの?」といわれても、ねえ…。思いがけなく同じ会社の人に会うのはこの旅の宿命である。
丁度電池が切れて写っていなかったが、このラウンジのカウンターに金魚の長老がいた。前に行った時に箱根では古株だと思われる山本さんに「山本さんより古くからいるのは?」と質問したら「うーん、この金魚は確実に私より前からいますね」との事だったので、心の中でこの金魚たちに「長老」と名づけたのだ。長老らしく育った分「オレンジ色」になっているが、昔ゴトー家に13年いた金魚は、赤かったのがウソみたいな「金」魚になっていたので、長老たちにも是非頑張ってほしいものだ。投稿日:2006-11-08 Wed
「贅沢な生活だ!」
いやあ、寝たきりというわけじゃあないんだよ。折角部屋に露天風呂が付いているんだ、入らなくてはイケナイでしょう!一度お風呂に入ったから、軽く体を流しておけばよかろう。タオルは、手前からバスマット、バスタオル、フェイスタオル(各一枚)である。竹は何だか物干しっぽいが、下は別に普通の木なので、洗い物はよく水を絞って干してくれたまえ!犬はなるだけ干さない方がよかろう。ぶら下がったり、鉄棒も禁止だ(笑)ヒノキブロックを湯舟に入れて、入った。…ぬるい。マ「そりゃあ、いつから汲んであるのかしらないけど、オープンエアで冷め放題だもん。ぬるくて当然しょ」そうだね。そのための温水のバルブをぐっと捻るんだね。で、ぐーっと捻ると…冷たい。ドーユー事ですかぁ!?ゴトー赤い方捻ったよね?ねえ?マ「落ち着け!」
別に瞬間湯沸かし器じゃないんだから、すぐに熱いお湯は出ないのであった。ちょっと考えれば分かる事で、ゴトーったらセッカチさん!熱いお湯をザボザボ出しながら、じわじわと暖かくなる湯舟に浸って何たる贅沢!1階だから地面が近い分、草や土の匂いがするが、まだまだ植えられた草達はひょろひょろである。
その分前からある木の枝は高く、スダレもあるので月が見えるとかは無い。その代わりマメを眺めて「マメ見の湯」である。マ「そいつは贅沢だ」まったりとしてからは、おもむろに冷蔵庫の前に。うちのホテルは基本的には冷蔵庫には何も無くて「どうぞご勝手に」というスタイルだが、最近の「ちょっといいホテル」シリーズでは冷蔵庫にミネラルウォーターやサイダー、ウーロン茶なんかが入っている。一部有料の所もあるが、ここではビールもサービスだ。マ「飲むの?ビール好きだもんね」だが、ここはミネラルウォーターでクールダウンだ。
よく大浴場なんかでも冷水機があるけれど、入浴で汗をかいて水分不足になった体にいきなりビールは、プリン体(痛風の原因)が溜まりやすくなるし、高血圧の人とかにもよろしくないそうだ。まず、一杯の水、そしてビールが正しいそうだが、どんなに「酒は別腸」と言われてもビールってお腹が一杯になるじゃん。もっとプチな缶ならともかく、ゴトーにゃ瓶ビールは飲めないッス。少なくとも今は、無理だ。
「んん?」かがんだ時に、つま先が痛い。見ると親指の爪の根本が真っ赤である。「下り坂猛烈ダンシング」のツケがここに出たらしい。指で押すと、やっぱり痛い。腹筋背筋系はそれほどでもなく、こんな所が痛くなるとは、予想外だよ〜。…あ、痛風じゃないから!翌日も、きっぱりといい天気だった。
レストランが分からなくなっているおばあさん達を案内しながら、席を振り分けている入り口の担当者の所に。新館からいく場合、外に出る様な錯覚があるからわからなくなる人もいるかもしれない。
朝食は、旧レストランで今は「つつじ亭」と言う名前になっている所で。旧レストランと言ってもやっぱり少し変わっている。
お重のようなものに入った小鉢攻撃に、コンロは焼き魚からお味噌汁用になっていた。「焼き魚チョイス」ではなく、切り身が二種類すでに付いていて、「ご飯のお供チョイス」に変更されていた。さらば、エボダイさん!そして、こんにちわナットーさんや卵さん、五穀粥さん。ゴトーはナットーをチョイスしたが、「地鶏卵もお勧めですよ」とお勧めを受ける。でも、お替りしないから。ナットーもチョイスが来たから頼んだだけで、このオカズ達をどうしたもんだか…と、考えていた所だ。マ「朝から贅沢だよね〜」投稿日:2006-11-02 Thu
「お食事は、箱根名物?」
部屋に戻って、テーブルに置いておいた万歩計を見た。20,751歩…。金時山も頂上まで行っていたら、もっと数字がいってたかもしれないが、とりあえず大台に乗っていて驚いた。こんだけカロリーを消費していれば、当然ご飯も美味しいに決まっている。
「水の音」では、チェックイン時に夕食を郷土会席or炙り焼き会席をどちらかを選ぶのだ。メニューを眺めて、今日の気分はドッチ!?と、いうわけだ。「きらの里」で炙り焼きだったので、今回は郷土会席にしてみました〜。
本館に行く道にも灯がはいり、いい感じになっているデスよ。通路のために切られた木も(2月箱根編参照)気の毒であったが、おかげで便利になりました。
途中、水が流れるオブジェがあるのだが、こういうところからドーミーヴィラ時代とはずいぶん変わったね。
郷土会席の席の位置は、旧フロントか、旧駐車場である。ゴトーが座ったのは新しく開設された旧駐車場側で、黒い木が旧家風である。クマさんも未踏の地で、中に入ると水車が回っている。
部屋の真ん中に細長いオブジェ…。通路が、ドーナツ状になっているのだね。席→通路→席→オブジェ→席→通路→席というので、スタッフはグルグル回るので大変だ。奥の席(ゴトーの席に対して)では、小さなお子さんがすでにエキサイト状態だ!ガンバレ、スタッフさん!!
そうこうしているとゴトーの席にも食前酒(梅酒)や先付け、前菜が並べられた。いつも思うのだが、前菜のチマチマぶり(褒めてます!!)って、可愛いよね。どうやって作るんだろうって思うほど。
刺身では、変なポーズのマメが…。マ「キレているよー。キレがよくていいのはワサビの辛味だけにしてよー」刺身は、マグロとキンメとホタテだったと思う。メモしてないし…。
足柄鍋は、やはりイノシシか。走っているらしいからねえ(笑)もっともイノブタという、ミックスではあるが。多分そのせいでしょう、お肉は柔らかである。いや、牛も合鴨(あ、コレもミックスか)も、焼くのもいいけど、お鍋もね♪この汁…スープ?…出汁?…がね、何だろう、豆乳に味噌+バターだと思うのだが、さっぱりの中にもコクがあり、熱々である。手とかに垂らすと「ひゃお!」となるほどに(笑)上に乗っている緑の野菜は「オカヒジキ」という、海岸に生える植物でビタミンAやカルシウムが豊富だそうだ。あまり顔馴染みじゃない植物なので、調べてみたさ〜。シャキシャキして美味しいけど、ヒジキっぽくはないと思うが、生えている状態がそうなのかね?ヒジキはどう生えているのだろう?
メニューの状態の時は「他二品」が気になった「おばんさい」だが、天ぷらの向こうの小鉢がそれ。凄くいっぱい来たらどうしようと心配していたが、「コレなら勝てそうだ」と、ちょっとほっとしたよ。小食王的には(へへへ)。食事中のゴトーはね、料理が来るたびにマメをセットしたり引っ込めたり、写真撮ったり、なんかボーっと考えたり、その時間が長すぎてフタしたままの料理を下げられそうになったり、時には立ち上がって撮影のために食器の位置をシャッフルしてはスタッフさんの困惑の視線を集めてみたりして、結構マイペースながらやる事は色々だよ。
シメは栗釜飯。箱根名物「おまけの一品」も健在である。箱根はいつも釜飯だが、当然ながら全部は食べられない。近くからは「おこげがオイシイのよね〜」という声が聞こえてくるが、小学校の実習で初めて炊飯器に触ったというゴトーにとって、「おこげはおこげ」で特別感が薄いのである。むしろ今回はいかに栗や銀杏をいっぱいよそうかに重点をおいて、慎重に食べ切れる量をお茶碗によそってみた。「盛ったら食べる、食べ切り道」が、小食王の最低モラルである。
デザートも秋らしいラインナップだ。甘党には少なすぎるかもしれないお汁粉も、「リザーブ・タンク」のないお腹のゴトーにはありがたい。甘いのを食べてお茶を飲むと、急速にに満腹感に襲われて寝たくなるのはゴトーだけ?「あー食べた、食べた…」
☆食べ物情報としては、夕方5時からラウンジ(2F)でビールやカクテル(有料)が、夜の10時からは夜鳴きラーメン(無料)がサービスされるので、「ひとっ風呂浴びてビール飲んで、ご飯たらふく食べて、また風呂入って、駄目押しにラーメン食べってから寝る」という人には朗報でしょう。ゴトーにゃ無理だから。それなら、金時山に再トライの道を選ぶと思うから…。△ PAGE UP


