投稿日:2006-08-24 Thu
「虹の郷の人に、歓待される」ようやく着いたよ〜。もっともこんな苦労しなくても、バスが出ているから、車がなくても楽々来られるからね〜。そして、チケットを買うところに「割引宿の一覧」があるんだけど、ココに名前があると(大人)1000円の入場券が、600円になんだよ〜。ただし、予約証か領収証を提示しなくちゃならないのでお財布に入れておくと便利だね〜。モチロン!菊屋にお泊りの方は600円だからして〜。は、早く入れてくれ〜…。
イギリスコーナー、カナダコーナー、日本コーナーに大雑把に言うと分かれていて、林の中を歩いていた時「ポーッ」という汽笛が聞こえてきて、それは旅情を誘われたのだがその実態は、園内を走るミニSLである。でもコレや巡回バスにのらないと、結構辛い目にあうと思う。広いんだよ〜。でも、ゴトーは日本コーナーの坂をひたすら転がり落ちて、お土産屋さんの脇を通り、軽食屋の緋毛氈に落ち着いたのだった。
「…と、トコロテン、下さい」朝食をしっかり食べているので、お昼をすぎてもあまりお腹が空いていないのだが、ノドは死ぬほど渇いている。そしてこの店の入り口に「冷たいお茶サービス」と書かれていたのだ!それからゴトーは、ひたすら「飲む→汗を拭く→あおぐ」を繰り返す。団扇もお店の人が出してくれたものだ。多分すごい顔をしていたのだろう、お茶もほぼ飲み放題状態で、小さなお饅頭まで出してくれた。「すみません〜」「いいのよ、今、暇だから」
時間的にもハンパなのだろうが、修善寺温泉から最も近く、虹の郷は豊富なお花と子供の遊び場があることがポイントなのだが、夏休み前の平日で、5〜6月は花菖蒲やらバラやらシャクナゲやらアジサイやら、お花の見どころが目白押しなのだが、7月中旬ともなると流石のアジサイもお疲れ気味で、谷間のシーズンだったようだ。だからといって、花が咲いていないわけじゃないんだけどね。
体験工房もあるのだが、なんとなくけだるいな…。園内地図を見ながらプフーっと鼻を鳴らしていると、マメに突っ込まれる。
マ「漱石先生の記念館に行くんじゃなかったのか?」
おお、そうだ!何のためにここをチョイスしたのか判らなくなるところだった。汗のかきすぎで、記憶力まで流れ出ているぞ。
記念館は、菊屋本館の二階の先生が養生した部屋を移築して、平屋のようにした建物である。入場無料で、靴を脱いで上がると管理のおばさんがいるので、マメの撮影会は断念。ここでもマンツーマンだったからだ。もっそりと資料のガラスケースを除きこむゴトーの後ろで、おばさんが解説をしてくれる。
「夏目漱石先生は、こちらのお部屋にお泊りになっていました。世に言う、修善寺の大患で、胃潰瘍の悪化でした。菊屋さんからそっくり持って参りましたので、こちらはその当時に使われておりました」「はあ。…ここに来て、泣くファンの方とかいますか?」「いえ、いませんが?」「ははあ、そうですか(笑)でも、ここに寝てアイスとか食べてても暑かったでしょうね」「アイスはお好きだそうですね。先生は、大変な甘党でらっしゃいましたから。そこ(入り口)に地元の素材のジャムを売っていますが、ペロッと一瓶くらいは食べたそうですね」「団子も食べてますしね、『坊ちゃん』の中で」「この前、テレビで子孫の方が…」以下略。
まさかこんな所で延々と『夏目家を語る会』を始めるとはっ!最初は説明口調だったのが、段々近所のおばさんになっている。由緒正しき座敷に座って、まるで知り合いのように夏目家のことを語り合う二人…。怪しいです。「すみません、長居をしてしまって」「いいのよう。あ、そうだ、ジュース飲んでいかない?」最後には親戚のおばさんレベルにまで来ましたねぇ。そのジュースは、普通、有料なのに…。ご馳走様でした。
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