投稿日:2006-08-15 Tue
「温泉はしみるねぇ」日のあるうちに大まかに館内を歩いておいて、良かった。ざっとの道は頭に入っている。
タオルをカゴに入れて「ワンワワ〜ン♪」とお気楽に道が明るいからお土産屋の方から菊風呂(内湯)へ行こうとしたが、フロント近くで番頭さんが取材の人か、はたまた一般客かに囲まれているのを発見!そーっと戻って、もう一つのタイムトンネル廊下経由で行くことにした。ゴトーの特性として、「人に道を聞かれやすい」というのがある。見ず知らずの人にいきなり声をかけられるのである。
「すいません、露天風呂はこちらじゃないですよね?」この時も、そう。「はあ、大湯ですね」「どこが露天風呂なんでしょう?」「エー、右行って、古っぽい廊下の先を左に行って…」そんなゴトーの説明で、果たしてみんなたどり着けるのかは、ナゾである。
マッサージチェアや古いコーラに自販機のある所の窓の外に、変なボロいつり橋があるが、後で聞いたら昔はそこを渡った先に室内プールがあったそうだ。そのうち何かに利用される事もあるのかもしれない。
大湯は菊風呂と言うくらいだから、モチーフは菊。
ちなみに「菊は中国から奈良時代に輸入された植物だ」と言うのは、常識ですか?クイズ問題ですか?距離感がわからないもんで…。菊には邪気を払う力があるとされて、主に病気除け(祟りや呪いでも病気になる時代だからね)だったとか。寒さに強く、花が日輪にも似ていると言うので人気のデザインだったんだってさ。皇室マークになったのは割りと新しく鎌倉時代の事らしいですな。
そんなめでたい名前のお湯ですから、邪なゴトーが入ると…「ギャーッ!」ってなるのは腕のせいだから。しみるー!露天風呂から比べると温度は低いけど、湯につけるとテキメンに「イタ・カユ・アジジ」状態に陥るのだ。かくしてさりげなく不自然な手を上げた状態で、入浴。怪しいが、そうまでしても温泉だから、血行が良くなっちゃうわけで…。「のひょーっ」じんわり効いて来ますよっ。このジンジンする両腕をどうしたものかと考えながら、「温泉恐るべし…」と改めて思う。こんなに効いちゃうお湯に胃潰瘍が治りきってないのに、ゴハンを三杯もお替りして入ってちゃダメだよ、漱石先生〜。普段のゴト−ならここで身体を洗っておしまいだが、「まけないよっ」(何に?)タオルを肩にパシッと掛けて、露天風呂に連続出撃である。同じホテル内のお風呂をハシゴするのは、ちょっと久しぶり。あの時は友達とスタンプを押すのにムキになって入りまわった。お湯のポケ○ン・ラリーだな(笑)
露天風呂の前の水琴窟の竹筒に耳を当ててみた。ここに立派な句碑があり、露天風呂の前身は特別室の「萩の間」だったそうだ。そこがご贔屓だったのが小説家で、戯曲家で、随筆家の吉田弦二郎先生だったとか。…あ―――っ!突然思い出したっ。お宝コーナーにも吉田先生ゆかりのグッズがあったのだが、どうして思い出せなかったのだろう。
以前に個人的に来た時に源氏山方面をグルグル歩き回って、その時に「吉田先生のお墓」と言う矢印があったのだが、その時は「誰かなー」と思って終わっちゃったんだ。あの人かっ!吉田先生の詳しくは、お宝コーナーや廊下の説明文を読んでね。そして、源氏山歩きは、脚の達者な人向きだぞ。地図の可愛いイラストに騙されちゃなんねえだっ。虫除けを持って行く事は言うまでもないよぅ。さて、思い出してスッキリした所で露天風呂へ。ここのロッカーがゴルフ場かフィットネスクラブのロッカーのような、縦長なのがちょっと不思議。そして、流石は特別室に面していただけあって、露天から見える庭はいい感じだ。ライトアップされた木の梢を見上げて、「ふぃー…」と、今日何度目かの感嘆の声を上げた。
*お風呂は、写真が無いけど、HPや番頭ブログで見てね。
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