投稿日:2006-08-08 Tue
「食事は残しません 前半」小食王と自称しても、基本は「残さず食べます。お百姓さん、ありがとう」なのである。自分が選べる場合、「絶対食べ切れるもの」を選ぶのだが、これは会席とかの時などはご飯やその他の調整できそうなもので量を減らす工夫をする。「チョイスの基本は、さっぱり系」が、食事の場合の座右の銘である。
さて、菊屋はいくつかのメニューの中から自分でチョイスするので、隣の人やその隣りの人とは、似て異なるラインナップになるだろう。連泊する時は、制覇を目論んでみるのもいいかもしれない。
ちなみにマメが見ているメニューの絵は調理長さんの作品で、食事が進むたびに合計4枚見るのである。どれも美味しそうで、しばらく凝視しちゃうのだ。
食事は、お一人様のカウンターから、座敷や椅子席と、人数によって案内される場所が違うのだ。大宴会場はないので、グループは20人くらいか限界かな。でも、カウンター、いいよ!スタッフの動きが見えるし、正面の大きな字は「源長勲」と署名されているから広島の殿様の作なのだろう。マ「浅野さんは、源氏なの?」
うーん、どうだろう。知っている限りでは、秀吉さんの奥さんのネネさんの兄弟だからねぇ。ある程度世間が固まってくると、先祖は誰々と決めなくちゃならなくなってね、「藤原、橘、源、平」の内からチョイスして名乗る場合が多かったから。もちろん違う人もいたけど、その4つの姓は天皇様の子孫とか親族になった家だし、そこの出身者は日本各地に広がっているから、多分血統の何分のいくつかはそうかも。
まず出てくるのがサラダと自家製梅酒。「お飲み物はいかがなさいますか?」と聞かれて、「…お茶下さい」。こう暑い日は、なんと言ってもビールでしょ!と、思わなくもないのだが飲んだら絶対途中で倒れる!!(断言!)
そうこうしているうちに前菜。マメの手前から菊型のサツマイモ、上にいってトコブシとサカナ、グラスはジュンサイ、そのすぐ下がカモ、切子にはズンダ枝豆だったと思う。ミョウガの寿司に、ゆり根が手前。マ「オトーサンは、ビールが飲みたいよ」
今の三倍くらい食べられるようならそれも良かろう。ちなみに、オトーサンとは、マメのあだ名。三匹いるうちのワンコの中で一番おっさん顔なので、「オトーサン」と呼ばれる。昼間に会った娘さんからも「オトーサンのお席もご用意しました」といわれるが、どうぞお構いなく(笑)
しばらくして、本当のおっさん…もとい、男性客が来て、日本酒を頼んでいた。「すごいね、どうも」お酒が竹に入っている!…頼んでみたいが、そうしたら絶対翌日壊れるだろう…。
さて、最初の「椀」は、ハモ!夏といえばハモ!というのも、ハモは悪くなりにくい魚なので、海から遠い京都の洛中でも美味しく食べられる珍しい魚なのだそうだ。そこで更に美味しく食べる方法を生み出されたわけだ。もっとも、何で悪くなりにくいのかまでは知らないけどね。焼物は、アユを頼んだのだけど、写真に失敗。すみませ〜ん、美味しかったで〜す。でも、串に刺さった魚を食べるのが下手なんだよ、ゴトー…。
お刺身は、「3品どうぞ」と言われて、「マグロ、ヒラメ、アジ」をたのんだら、何故かアジでなくてタイが??「あ、すみません。今アジをお持ちします。よろしかったらお替りもいいですよ、ワンコさん」嬉しいけど、困っちゃうじゃないか――!ゴトーは小食なんだって、番頭さんから聞いていないの〜?!(それでも食べる)…ん、旨いよ!でも、ここで脂がのってて旨いからって、お替りしてたらあとが続かないよー(泣)え〜ん、ムグムグ…。
目が泳いでいるゴトーに気がついたのか、娘さんが七輪焼きのシイタケを「本当は5つなんですけど、3つにしました」ブラボー!「足りなかったら、お申し付け下さい」絶対、持ってこないでぇ!持ってこられたら、きっと食べちゃう。地元で取れたシイタケは新鮮で柔らか。焼いてなお中がジューシー!ゴトーはキノコ類は大好きだからウハウハ食べてしまうのだ。そして、七輪が「菊慈童」なのは、やはり菊屋のこだわりかな?すごく端折った話し方だが、「菊慈童」とは山に追われた菊慈童が、ありがたい経を菊の葉に書いたらその葉についたツユが霊酒になって、それを飲んだら不老長寿で700歳でも若さピチピチで元気だったというもの。謡曲の本の字なのでちょっと読みにくいが、「齢七百歳」の所はすぐわかるので、気がついたら見てみてね。*「最近のゴトー」の続きあり*
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