投稿日:2006-08-07 Mon
「第二次探検とゴトーに関する疑惑」菊屋には、新井旅館のようなお宝はないかというと、そうでもない。最も、漱石先生が長期滞在した本館のお部屋は、本館をなくす時に「虹の郷」に移築されている。それに、基本的に菊屋は「殿様クラス」がお泊りになるお宿で、非常にお宝も「通好み」なんだよね。
例えば、展示の中にガラス張りの中に入ったひと際目立つナゾのセットがある。ポットがなにやらカゴの中に入っていたりするそれらは、浅野の殿様の「ピクニックセット」だ。漆に金蒔絵の豪華な箱には、別の重箱のお弁当やお酒を楽しく飲む為のグッズが入っているはずだ。(以前同様なものを博物館で見たことがあるのだ)マ「浅野の殿様というと、『忠臣蔵』関係者?」
うん。「忠臣蔵」の浅野様は広島の分家だったんだよ。この(壁に写真あり)おじいさんの殿様は、幕末の大藩・広島藩を取りまとめた結構エライ殿様でね、隣りが長州だったから、歴史的に難しいポジションだったそうで、その辺の本に出てくるよ。この長勲さん(殿様の名前)は、たいそう長寿で92歳で、「最後の殿様」と呼ばれた人だ。…通(つう)にしかわかりにくいが、すごい話だと思ってくれれば幸いだよ。
食事処のとなり、「季の語り部」棟に行く廊下が、まるで古い小学校の廊下のようだ。薄暗い、木造校舎だとゴトーは思ったが、独特な感じがして、現地で雰囲気を確認して欲しいポイントである。そこを通り抜けると、蛍の庭とか、パンフレットで見たことのある明るい世界である。「…なんか、タイムトンネル?」おお、そうだ!ここにはお風呂がイッパイあるんだ。内湯の「菊の湯」のほかに露天風呂と、貸切内湯、貸切露天風呂と、自室にお風呂が無くてもお風呂のハシゴが可能くらいだ。ゴトーは、基本的に風呂のハシゴはしないタイプだが、これもお仕事。明るいうちなら貸切露天はあいているかと思って、フロントに確認に。
「入り口に札が掛けてありますので、札が『空き』になっていれば入れますが、予約があるかも知れませんのでフロントにお電話下さい」との事である。個室露天風呂も二つあるから、どちらかが多分OKだと思うので、気軽にフロントに聞いて入ってみて欲しいものです。なあ、マメや?
マ「うん。まず、潜入したのは『星の湯』なんだけど、更衣室には化粧水やローションといったものが充実しているよ。そして、明るい頃に入る風呂は、気持ちがいいねえ」
って、入ってないやん!とか言わないでくれ。オープンエアの宿命で、小虫さんが浮いていたので桶で手早くシャクってポーイッて…。
「ムキ―――っ!!」手が、…手が痛い、痒い、痺れるっ!!!まったく気がつかなかったのだが、ゴトーの腕が真っ赤に日に焼けてて、更に白と黒との憎い蚊に刺されて直径二センチばかり膨らんでいて、熱めの温泉に手を突っ込んだもんだから、そりゃあもう大変!
「毛虫に刺されたくらいのショックだった…」
マ「毛虫に刺された事あるのかいっ!」
あるよ。(さらりと、答えるけど?)ウシアブやブヨにも刺されたことあるよ〜。痛かったねぇ(しみじみ…)子供の頃は、カエルやザリガニを採り、チャボと戦う日々を楽しんだもんだよ。普通、夏休みなんて、そんなもんじゃない?
マ「あんた、一体いくつで、性別は何で、どのへんで生息してたんだっ?ゴトーって、ナゾが多いだろう?!」
エー、そうかなぁ。普通のごくありふれた子供だったけどなあ…。



ところで、カクカクした方が「月」で、まん丸の方が「星」ってなんか変なネーミングじゃないか?番頭さんにそういったら、「それもそうだね」との事。
もしかしたら、次に行ったら逆の名前になっているかもね。*続きも読んでね。「最近のゴトー」の話であるぞよ。
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