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ワンコ後藤

Author:ワンコ後藤
ワンコ後藤と申します。
町の変なモノを愛し、たいがい徒歩で移動します。
共立の社員であり、ホテルとその近隣を紹介します。

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修善寺タイム・トラベル(湯回廊 菊屋) その2
「明治時代のメイン道路へ」
 総合会館に郷土資料館(と言うか、資料室)があるのだが、木曜日は休館だったので、珍しくお昼の時間におそば屋に入る。この辺の名物料理がソバと、黒米を使った料理だけど、こう暑いとやはりソバでしょう。トロロとツユの2パターンの味が楽しめるソバは、カケとモリしかないというソバ専門店だけにソバは美味しゅうございました。でね、この見事すぎるワサビなんだが、使い終わったらお土産で持ち帰れるのだが、この先の事を考えてそれは辞退。お値段もそれなりだが、煮物も付くし、満足して外に出ると「あの人」がたっていた。
「あら、ゴトーさん」
ええ、びっくりしましたとも 狭い町だから当然ありえるのだが、旅のコンシェルジュ・広瀬さんは昨日から来ていたのだ。広瀬さんはゴトーとかなりの点で正反対。縦にも横にもキッチリ育っているゴトーに対して、小柄で痩せてて、例えば冷やし中華と大盛天津丼をたのんだら、絶対冷やし中華の方を置かれてしまうような外見である。が、小食王・ゴトーが冷やし中華で、大盛天津丼が広瀬さんなのだ。そんな凸凹コンビなゴトーたちは、出会うと「晴れパワー」が急上昇するらしい。精霊界だが天地のオーラだか知らないが、無茶苦茶な晴天を呼び込む傾向にある。「びっくり晴天」な空の下、簡単な情報交換をして、「じゃあ、また」と別れた。日差しが一段と強くなったみたいな気がする…。
マ「もしかしたら、広瀬さんに近づくにつれて晴れたのかなぁ」
ははは、そうかもね〜。
 ところで「みゆき」「かつら」「かえで」と言うと何でしょう?飲み屋のお姉さんの名前っぽいが、桂川に架かっている橋の名前だ。
脇には『十三士の墓参道』と言う道標が… ゴトーは少し戻るコースで「みゆき橋」へ。漢字で書くと「御幸橋」。もう少し難しく言うと「御行幸の橋」を意味するって…わからないよねー。天皇様のお出かけを「御行幸」、将軍様なら「御成り」なんだよ。あっちこっちに「みゆきのナントカ」「御行幸のナントカ」ってあると思うけど、そのお出かけがネーミングの由来だね。
マ「その割には小さいよね」…作ったのは大正時代って書いてあるから、その当時はコンクリの橋はイイ感じだったんじゃない?いまは、川沿いの方がメインだけど、昔は橋を渡った道の方がメインストリートだったそうだ。菊屋の番頭さんから教えてもらったし、左にちょっと坂を上ると明治45年製の小さな教会があるので、モダンな道だったと思うのだが、今は普通の道なんだよねぇ。
白いから、空に溶けちゃうんだよねぇ この小さな教会は「修善寺ハリスト教会」っていう、ロシア正教会だ。ロシア正教会って言ったら、「御茶ノ水のニコライ堂の同系の所かぁ」って言う事しかわからない。仏教ですら手一杯なのに、他宗教はもっとわからないが、建物はとても可愛い。木が邪魔でちゃんと写らないが残念である。鏝絵?建物の下のほうにあるですよ軒下のブドウ模様は貴重だと看板に書かれていたが、可愛い建物は細部にわたって可愛い。中に入れないのだが、管理とか信仰の問題があるんだろうと思うんだ、この手の建物は。でも、入りたいな〜。見ても何だかわからないんだろうけど、かわいんだも〜ん。
 束の間の「可愛い〜っ踊り」を踊ったあとは、対極の「地味君達」のところへ。正しくは「十三士の墓」といって、頼家の死後5日目に決起して死んでしまった忠臣のお墓と言う事になっているのだが、ゴトー的には「なぜ5日後っ!?」って感じだ。普通、当日に奮戦するでしょ。だいたい、13って数がアレだよね。全国的に供養搭の数らしいねぇ。
実物も崖下の洞の中に小さな塔が草に埋まって並んでいるので、気負って階段を上っていくと、ちょっとガッカリかも。三年ぐらい前に見に行きましたとさそして今回は、さらにガッカリな事に、道路閉鎖されていた。マ「地味で寂しさが、50%増って感じだねぇ」途中で引返して、いかにも住宅地な道を歩く。なんだか次々と犬に、吠えられる。この辺は番犬としての職業意識に燃えている連中が多いようだ。
多分、ホテルはもう近いはずマ「あ、『菊屋』の従業員寮だ」
ほんとだ。「寮の会社のホテルの寮」なんて、マトリョーシカ(入れ子人形)みたいだねえ。


旅日記 | 10:12:59 | Trackback(0) | Comments(0)