投稿日:2006-06-01 Thu
「那須といえば その2」前回の基礎知識編は、OKでしょうか?それほどゴトーも詳しくはなきて、面白くもなかったかもしれませんが、知ってた方が現物を見に行く時は面白いと思うので、「知ってるよ〜ん」という人は静かに笑っといてくだされ。プチお勉強付きのツアーは続くのである。
さて、ソバ屋の前は駐車場で、その道路左手の先に立派な鳥居が見えるのだが、それが前回話題の「温泉神社」である。ここ、来るたびに立派になっている気がする…。まあ、霊験あらたかだしね。
参道を歩いていると大きな木があったり、斜面にカタクリが咲いている。ワラワラ咲いているけど、野生のカタクリなんだろか?でもこの草って、小さいよね。根っこ(球根?)からカタクリ粉を採るとすると、どれだけいるんだろう?今はジャガイモの粉でも「カタクリ粉」の名前で売っているそうだが、昔はこれのから本当に作ってたんだって。かわいいお花だから、今は観賞用なのかな。
「おお?」見上げるような鋭い斜度の階段。←しかも何段あるんだろう?ちょっと上まで行くのはイヤだなぁと思ったら、下に水が出ている。柄杓があるので早速飲んでみた。「ええ〜?」飲んでから「志納」の字に気が付く(遅い!)どうやら上で何かを祭ってある霊水らしい。どんな霊験があるのかは解らないが、大量に持っていく人は、社務所にお金を払わねばならないと書かれていた。ま、ここで飲む分には、タダでいいらしい。参道の途中に、那須与一が奉納したと言う鳥居がある。
那須与一っていう人は、義経軍に従軍して「屋島の合戦」で平家の船から女官が扇の的を置いたのを、ご指名を受けて見事これを射落として、ヤンヤの喝采を受けるのである。若干二十歳の与一クンは、失敗したら切腹ものだよなぁと思ったろうが、「日光権現、宇都宮、那須温泉大明神」(全部栃木の、出身地の方の神社だね!)に祈って、この難しい仕事を一発で成功させて、家督は継ぐし、ご褒美の領地をもらうし、人生一発逆転の大成功だったのだ。
というのも、武士は一族内ランキングに厳しく、11男坊ともなると将来の出世はまずないくらい。それが、10番目のお兄ちゃん以外が平家側に付いたもんだから、ランキングはゴボウ抜きだし、手柄は10番目のお兄ちゃんよりあるし、「ありがとう、神様!!」とちょっと張り込んだのだろう。ちなみに実家のあったほうの那須神社は、「一発で的に当てる」と言う与一クンにあやかって受験生には人気があるってさぁ。行った事ないけど、ワラにもすがりたい受験生諸君には切実だよね。
あ、本殿の写真はないけど、期待しないように。拍子抜けするほど、普通の神社だから。もっとも神社は小さいものだと思って正解。伊勢や出雲なんかは特別な上に別格中の別格だからね。
社殿の右の方に「殺生石」に降りる道があるので、ダラダラと降りていく。途中に山に入る自然遊歩道案内図があるが、今日はそっちには行かないで、大人しく「殺生石」見物である。ここの近くに何故か、那須与一と温泉神社の由来の看板があって、カップルさん達が「宇都宮?」「県庁所在地」と言う会話をしていて、プッと吹きそうになった。その時代はないだろう、栃木県庁〜!!宇都宮には「宇都の宮」があるからの地名で、与一クンはその神社にお祈りしているのであって、カップルさん達たら県庁に祈ってどうするのかな〜?(ぷぷ…ふっふっふっ…)
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