投稿日:2006-02-27 Mon
「宮ノ下を歩く、下編」
岩風呂は、普通の道路からは、これだけ離れているわけだ。車の音がしないと思った。さて、上りきってからどっちに行こうかなと地図を見る。山越えルートも考えたが、お昼の事を考えて「堂ヶ島渓谷遊歩道」なるものにアタックする事に。ゴトーは、川を見るのが好きだからってこともあるんだけどね。「何をくよくよ川端柳 川の流れを見てくらす」バーイ坂本竜馬である。もうゴトーときたら、くよくよしっぱなしだから、多少は緩和されるのかもしれない。
「お、1.5キロか。手軽な感じだな」どうでもいいが、ここの道、狭くないか?おまけに何だか電力会社の敷地っぽい。っていうか、電力会社のメーターとか見に行くための道じゃないのか??下りの道が昨日の雨でぬかって、
ヒジョーにキビシー!規模からすると旅館かなんかなのかもしれないが道の途中に立派な廃屋あるが、そこが普通のお家でもピザの注文とか来たら、ゴトーが配達だったら「ゴメンちゃいっ!」って断るだろう。そんな道だ。写真がないのは、そんな余裕がないから。ゴトーは体が硬く、バランス感覚がよろしくない。何故か悪路に出ると、両手が上がり、はたから見ると阿波踊りかなんかのようだろう。
川っぷちに無事に到着。やっぱり電力会社の敷地だし、小さな吊り橋も会社のものらしい。橋の上から滝状になっている川を映していたら、吊り橋がぐらりと揺らいだ。作業をするためにやってきたご様子の三人組みのおじさんがやってきたのだ。
確か、大人は三人以上渡るなと書いてなかったか?犬は数には含まれませんってか?「おぶおぶっ」吊り橋は怖くないが、なんとなく足早に渡った。自分の歩調じゃなくて揺れる橋は歩きにくい。橋を渡るとなんか金網に囲まれたものがあるので、そこに行くのかと思っていたが、小鳥の声に混じっておじさん達の打ち合わせだか雑談だかの声が、どこまでも背中についてくる。ようやくおじさん達の目的地に着いたところは、見晴らしが良くて桜の植わっているちょっと開けた所だった。そこに施設があるのだが、隣には桜公園と銘打って、小さなアズマヤなんかがある小さな公園と言うか寄り道があった。どのみち今は二月。むしろ葉っぱがないから対岸も良く見張らせる。道を歩いている時は何でこんなところにホテル建ててたのかなと思うような廃墟だが、対岸であるこちらから見るとなかなかいい所に建ってたのがわかるが、「崖っぷち」なんだよねぇ。そこ…。
ようやく心安らかな道を歩く。下のほうにかすかに川が見えるが、基本的に山道。たまに泥濘があるので、ちょっぴり「踊る」けれど、爽やかだ。木の歩道を渡ると、橋のたもとに出る。右は対星館というホテル。左は「夢想国師の庵跡?」ムソーコクシというと、造園名人のお坊様だったと思う。間違ってもコクシムソーとは関係がない。拝んだ所で麻雀は強くはならないと思う。
庵跡といっても、ここにお住まいだったと言うだけで、お堂は新しいものである。何ぼなんでもこのお堂に住んでたわけじゃないだろう。ここでお上品なご夫婦に声を掛けられる。旦那さん:「庵跡は、すぐですか?」すぐです!そこに見えてます。
奥さん:「遊歩道は、どうかしら?」奥様の足元(靴)ではおよしになられた方がよろしいかと。ぬかってますし…。
で、橋を渡って対星館の方に行くが、ケーブルは宿泊者だけで遊歩道は更に続くのだ。
でも、「これ、本当にいいの?!」とたじろく。ここはいわゆるホテルの裏方ではないだろうか?そこを突き抜けるとまた見晴らしのいい道に出るのだが、ずっと登り道で薄日が差してくると…暑い。ケーブル付けるよねぇ、意外と急だし。後で知ったのだが、対星館の所の道は「デジャヴ坂」というそうな。まあ…ある種の既視感には襲われたよ。…こういうのも遊歩道なのかなぁ。続きを読む >>
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