投稿日:2006-02-23 Thu
2006.2/21〜22「宮ノ下を歩く、上編」
小心者のゴトーは行き当たりばったりに見えても、「何時東京発、どっち方面探索、何時東京帰着」くらいは考えてキップとかも用意して「さあ、行くぞ!」と気合を高めておくのだが、今回は諸事情があってキップを買っていないのだ。「どうしたもんだかなぁ」と思いつつも、行けばどうにかなるだろうと思っていた。箱根は基本的に狭いエリアにいろんなものがぎっしりだし、何といっても一番好きな箱根湿生花園が冬期クローズで、そっち方面には行く気がないし…。
「でもやっぱり、なんかテーマが欲しいよなぁ。どうしようかなぁ…」
新宿からならロマンスカーと思うのだが、キップがないからどうも行動が緩い。「一番早くに乗れるヤツのキップください」「一時間後になるけどいいですか?」「…じゃ、いいです」そんなわけで、小田急冬期ウィークデーパスを購入して、急行で行く。一時間を越えたあたりから、尻が痛かとです。何か考えるには、十分な時間じゃったとです。車窓から見た空の色が寒そうだなと思ったが、箱根湯本から登山電車と言う王道ルートに乗り換える時に「やっぱり、寒いかも」となり、宮ノ下駅に下りたときは「あ〜、寒っ。ありゃ、工事してんだ。宮ノ下駅ったらまぁ、やだよぅ」ちょっとオバハンが入ってしまう寒さだった。
宮ノ下は、ずいぶん昔に来たことがあるが、いつの間に「ノスタルジック散策路」なんてものが出来たのだろうか。そして、ナニゆえランチュウ(金魚の種類)!なにやら小さい字で書いてあるが、読みにくいよう。
まあ、名前は何であれ、駅からの道をはじめとしてこの辺は坂道が多い。お山の中だから当たり前といえばそうなんだけど、歩いている内に段々気合がノッてきた。「ふっふっふっ」笑っているんじゃなくて、口で息をするくせがあるので、鼻先を白い息が流れていくのが見えるのだ。
宮ノ下のお土産屋は、まだ開店直後みたいだがすでにお客が入っているところもある。なんとなく古めかしい店か、ものごっつう敷居が高い骨董の店が目に付く。小さい店が多いのだが、メチャメチャ有名な店も多い。例えば写真屋さんは、有名人の写真や古めかしい写真が並んでいたりする。和洋折衷の不思議な建物の冨士屋ホテルとかは、確かにある種のノスタルジックを感じる。が、国道一号線こと「東海道」は、車の通りが結構あって、ぼやぼやしていたら危ないくらいだった。こんなところをお正月で車が少ないとはいえ、箱根駅伝の人達は走っているんだよねぇ。そんな事を考えていたら、本当に下から走ってくる人がいた。何でまた今時分、こんな坂道を走っているんだろう?
歩道には「ひょうたん」のタイルが埋め込まれている。ここには「太閤岩風呂」という史跡があるのだ。やっぱり秀吉さんと言えば「ひょうたん」なんだろう。昔行こうと思ったら、「道は悪いし、わかりにくいよ」と人に言われて断念したのだ。
が、今ではきちんと歩道が作られていた。キレイにしたら、なんか勘違いの人も出たらしくこんなのもあった。でもなあ、廃屋っぽいのもが途中にはちらほらあるんだわ。
更に行くと「秀吉の滝」とかもあって、一本道を入っただけでずいぶんイメージが違う。温泉の湯気だと思うのだが、立ち上る白い靄がまた演出効果のようである。

(太閤岩風呂↑:たぶん、浸かるとこんな感じになるのでは?)
ところが岩風呂は思ったより川っぷちで、小さい。人の手で掘られたんだろうと思うが、風景はいいかもしれないけれど、お湯は沸いてそうにないから、汲んで入ったのだろうか。この辺は、お湯には事欠かないようなのでそれもありかなと思う。と言うのも真新しい「日帰り入浴」のノボリがあちらこちらでひるがえっていて、「まだ工事してます」みたいなもあるし、秀吉に対して「淀君の湯」とかもある。何だかここは、日帰り温泉激戦区になりつつあるようだ。
ちなみに「太閤岩風呂」は史跡であり、入れないが、「太閤の湯」はある。ここは町営なので余所の日帰り温泉に比べて激安だし、大昔に行った事あるが、お湯も何だか効きそうな濃い感じがしたことを覚えている。ま、色々な設備は、前からある「町営」だから、ひなびた感じがするところだったと言う記憶だねぇ。*ちょっと注訳を入れてみました。気になる人は「続き」へどうぞ*
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